運命を理解する切り口01・この世界の特性(characteristics)

   

インド占星術とは畑違いの分野(数学や工学分野、コンピューターサイエンスなど)で実際に起こったこと、現在進行形で分かってきたことの知恵を借りることで、インド占星術の法則は「なぜそうなるのか」というより本質的な理解を深めたり、惑星のコンビネーションに関する法則発見のための普遍的な手法を開発できないかという試みを細々と続けている。

これだけコンピューターやスマートフォンが普及して一昔前より遥かに高度な情報化が進み、科学も発達したにもかかわらず、未だに分からない事柄(例えば物理学の未解決問題)は複数存在する。

これらの未解決問題の解決の過程で取り組んで得た成果(法則や方程式)の中には、インド占星術の占術(リーディング時の頭の中の計算)と大なり小なり似ていると感じる事がしばしばある。

どちらもこの世界で実際に起こること(起こりうること)を何かの形(数式なりホロスコープ)で表現しているので、そこに類似性があることはある意味では当たり前のことかもしれないが、こういった切り口でアプローチしている方は少ないかも思い、順番に連載の形で記事にしていきたい。

扱う話題の都合上、理系大学の教養課程で習うレベルの数学や物理(線形代数現代物理学など)の話題が出てくる点は了承願いたい。



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興味深いサイト

以下のサイトの記事を一通り読んでみることをお勧めする。

宇宙の謎を哲学的に深く考察しているサイト - デジタル物理学の哲学(基本編)
https://newphilosophy.net/simulation.html

この世界の仕組みは実はこうではないか、という考えを「シミュレーション仮説」という概念で分かりやすく説明している。

もちろん占星術の話は一切出てこないが、それでもこれらの記事が読みやすい理由は、この著者が以下の存在を肯定的に仮定した上で書かれているからである。

・死んだ後の世界(あの世)
・神(因果応報の仕組み、インド占星術で言うカルマの法則そのもの、もしくはその法則を管理する超越的存在)

後半になると、そのものズバリ「神」という言葉で超越的存在が表現されている。

この著者の考え方は、占星術を抜きにした状態での自分のそれとかなりの部分で一致している(頭の中の考えを言葉にして伝えたいと思ったことが既に表現されていた)。

よって、本連載では上記サイトの存在に感謝しつつ、適時引用しながら進めたい。

この世界の特性(キャラクタリスティック)

(インド)占星術が提示するこの世の仕組み(英語で言うと the system , principle)の特性(characteristics)について、全く根拠はないものの以下の3つは強くそうではないかと感じている。

(1) 非線形
(2) 複雑系
(3) 観測問題が解決できない

非線形とは

線形1次方程式のような直線)ではない特性。

例えば、二次関数指数関数は x の値の増減に対して y の値は直線的に変化しない。

世の中の現象は複雑な非線形の特性のものがほとんどと言って差し支えないが、ある一定の条件を与えたり、条件を絞ったり限定することで、本当は非線形なんだけど線形の特性に近似して計算するといった工夫が多くの工学分野で発展し実用化されている。

インド占星術で言うと、KNラオ先生が論文等で発表した以下のような研究成果が相当すると個人的に考えている。

・兄弟の有無に関する惑星のコンビネーション
・結婚における適切なダシャーと木星・土星のダブルトランジット
・出産時のラーフ・ケートゥ軸の特定の部屋・惑星へのトランジット

複雑系とは

複雑系(ふくざつけい、英: complex system)とは、相互に関連する複数の要因が合わさって全体としてなんらかの性質(あるいはそういった性質から導かれる振る舞い)を見せる系であって、しかしその全体としての挙動は個々の要因や部分からは明らかでないようなものをいう。(中略)

複雑系は決して珍しいシステムというわけではなく、実際に人間にとって興味深く有用な多くの系が複雑系である。系の複雑性を研究するモデルとしての複雑系には、蟻の巣、人間経済・社会、気象現象、神経系、細胞、人間を含む生物などや現代的なエネルギーインフラや通信インフラなどが挙げられる。
(wikipedia:複雑系から引用)

ただしカオス理論が適用されるかはまだ自分の中で結論が出ていない。

軌道を生成する系が非線形力学系であることは、その系からカオスが生起されるための必要条件である。これの十分条件は満たされず、すなわち、非線形力学系であれば必ずカオスが生起するわけではない。

(中略)非線形性はカオス軌道自体の特性というよりは、カオスを生起する系の特性である。

観測問題とは

特に量子力学における重要な問題のひとつとして知られている。

二重スリット実験」で検索すると、この問題に関する情報が得られる。このサイトは順序立てて分かりやすくてお勧め。

上で紹介したサイトのイラストも踏まえると、(インド)占星術の考え方を持ち出しても観測問題が解決できない(証明することが不可能)と考えている。

所感

かなり大風呂敷で、かつ現在進行形で温めている考えなので、ゆっくり見守ってもらえると幸いです。

 - 考え方