運命を理解する切り口05・CAEによる問題解決のプロセス(前半)

      2018/07/13

前回(2番目)の記事でこんなことを書いた。

ナビエ・ストークス方程式を)近似方程式にしてもなお厳密に解く(解を求める)のは難しく、ここからさらに数値解析によって揚力を近似的に求める。

簡単な説明としては、翼の周囲の空間を有限個の細かいサイコロ状の空間に分割し(専門用語で"メッシュを切る"と言う)、そのサイコロの中で計算を行い、その計算結果を積み重ねて近似解を出す。

この手法を専門用語で有限要素法(FEM, Finite Element Method)と言い、これを用いた解析ソフトを使う設計をCAEという。

(Computer-Aided Engineering、計算機援用工学、コンピュータ技術を活用して製品の設計、製造や工程設計の事前検討の支援を行うこと、またはそれを行うツール)

有限要素法とCAEの基礎的な理解にあたり、先輩がいくつか参考本を紹介してくれた。

(この本を薦めてくる前提条件として、薦められた人が理系の大学の学士以上の学位を持ち、特に工学部で習う材料力学等の各種力学や解析学を知っていること)

以下はその1つである。

この本の一番最初に書かれている説明が非常に興味深かったので、独立の記事にした。

CAEを使って設計の上での困りごとを解決する行為と、インド占星術の技法を使って人生での困りごとを把握し解決する行為が、実は本質的に同じなのではないか? ということが言いたい。

問題解決の糸口を見つけ出すための6つのプロセス、うち前半3つ

・イメージトレーニング
・手計算で解析結果を予測すること(占い師に頼る前にやるべきことがある)
・解析ソフト(インド占星術)の限界を知ること



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CAEによる問題解決のプロセス

与えられた問題を解決するためには、積み重ねた経験と力学的な知識が不可欠です。

ところが、CAEには、経験と知識のすべてが集約されている道具であるかのような誤解をもたれているふしがあります。

CAEによる問題解決の寄与率は、数パーセントにすぎないのです。

この辺はCAEを実施する前に十分理解してください。

しかし、CAEと実験の両方の知識を知っていると話は変わってきます。

CAEの知識があると、知識の範囲は実験のみをベースとしたレベルよりかなり広くなり、さまざまな角度から問題解決の糸口を探せるようになります。

インド占星術で言い換えると・・・

与えられた人生の色々な問題を解決するためには、積み重ねた経験と(特にコミュニケーションなど、人間同士の付き合いに関する)知識が不可欠です。

ところが、インド占星術には、経験と知識のすべてが集約されている道具であるかのような誤解をもたれているふしがあります

インド占星術による問題解決の寄与率は、数パーセントにすぎないのです。

この辺はインド占星術を実践する前に十分理解してください。

しかし、インド占星術と人生をうまく生きる実践方法の両方の知識を知っていると話は変わってきます。

インド占星術の知識があると、知識の範囲は、生きていく上での実践のみをベースとしたレベルよりかなり広くなり、さまざまな角度から問題解決の糸口を探せるようになります

プロセスその1:イメージトレーニング

スポーツ選手がスタートからフィニッシュまでを頭の中にイメージし、タイムを予測するように、(中略)

問題が起きた状況をイメージし、何が原因で問題に至ったかを予測してみます。

(注釈:応力集中や繰返し荷重による疲労破壊で壊れた、等)

イメージトレーニングを繰り返し行うことにより、自分自身に不足している技術も良く見えるようになります。

インド占星術で言い換えると・・・

問題が起きた状況をイメージし、何が原因で問題に至ったかをインド占星術の各種技法を用いて説明してみます。

あるホロスコープをもとにダシャーを見て、ある過去の時点のダシャーで起こり得た問題が発生した状況をイメージし、何が原因で問題に至ったかを各種コンビネーションを用いて説明し、実際に起こった出来事と照らし合わせます。

この技法を使った説明のトレーニングを繰り返し行うことにより、ホロスコープリーディングにおいて自分自身に不足している技術も良く見えるようになります。

プロセスその2:手計算で解析結果を予測すること

微分方程式を立て厳密解の導出を求めるわけです。

CAE関連の部署にいると、「製品に不具合が発生したので、これを解析してほしい」といった依頼がきます。

つまり、自分で問題の解決ができないため、CAE関連の部署へ問題を丸投げしてくるのです。

この丸投げが、間違いの第一歩です。

まず、問題を起こしている力学を予測し、手計算を試みます。

この計算結果と不具合状況を持ってCAE関連の部署へ解析を依頼することが望ましい姿になります。

インド占星術で言い換えると・・・占い師に頼る前にやるべきことがある

(人間関係で問題が発生した場合)、「この人の場合こうお膳立てすればこう解消する」というような、ケースバイケースで問題の解決方法を考えるわけです。

インド占星術の占いを職業にしていると、「人間関係に問題が発生したので、これを占ってしてほしい」といった依頼がきます。

つまり、自分で問題の解決ができないため、インド占星術師へ問題を丸投げしてくるのです。

この丸投げが、間違いの第一歩です。

まず、問題を起こしている背後の事情を把握し、(占星術抜きで)解決する方法を考えます。この解決方法と今の問題状況を持ってインド占星術師へリーディングを依頼することが、望ましい姿になります。

プロセスその3:解析ソフトの限界を知ること

ソフトが網羅している支配方程式と実際の物理現象がどのくらい一致しているかを知る必要があります。

このプロセスは、問題を解決するために最も必要な項目です。

ソフトを構成している支配方程式が扱える力学特性が弾性か弾塑性か、(難しいので中略)・・・などを知る必要があります。

また、ソフトが用意している機能がすべての問題に適用できるとは限りません。

事前にその機能を調査し、どの条件下で収束または発散するかをを把握しておく必要があります。

インド占星術で言い換えると・・・インド占星術の限界を知ること

インド占星術が網羅している技法が表している事象と実際のその人の有り様(ダシャーを用いた過去の出来事の説明)がどのくらい一致しているかを知る必要があります。

このプロセスは、問題を解決するために最も必要な項目です。

インド占星術の技法のうち、どれがその人を特性をよく表しているのか、

4元素のエレメント(火・土・風・水)か、

星座の3つの活動性(可動・固定・二重)か、

アセンダントか、

月のナクシャトラは何か、

アートマカーラカの惑星と在住室・星座は何か、

アルダラグナはどこか、

惑星集中があるか、あればどの部屋に発生しているか、

星座交換しているか、しているのなら何室と何室が星座交換しているか、

などを知る必要があります。

また、インド占星術が用意している技法がすべての問題に適用できるとは限りません

事前にその技法の適用範囲と限界を調査し、どの条件下で収束(占える、予測できる)または発散する(占えない、予測できない)かを把握しておく必要があります。

所感

以前記事にした、特定の分割図におけるラーフとケートゥのコンジャンクションですが、簡単な数学の方程式で例えられるアイデアを思いついたので、また記事にします。

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